医療法人祥佑会 藤田胃腸科病院 日本消化器内視鏡学会 指導施設

当院の内視鏡検査の特徴

年間約10000件、開院以来約50万件、
累積発見胃大腸がん7000件以上の実績

開院以来、がんを早期に見つけることにこだわってきました。そのためには、術者の経験と技能が必要ですが、カメラ(内視鏡)の品質がなければ十分な成果は出せません。当院では、常にその時代の最高機種の導入をしてきました。
下記をご覧ください。カメラの品質により画像がかわります。

比較

上記写真は同一患者さんに対し、左がオリンパス社Q260、中央がQ290、右が1500というカメラでとったものです。右にいくほど胃の微細構造がくっきりしていくのがおわかりいだだけると思います。

比較

上記写真は同一患者に対しNBIという特殊光で撮影したものです。左は190N(当院所有のものでなく借り物)、右は1200Nで撮影したものです。左ではポリープの表面模様が不鮮明ですが、右はくっきりと模様が確認できます。
カメラだけではありません。本体・プロセッサーと呼ばれるシステム全体の性能により違いが生まれます。
左:本体がオリンパスEVIS、右:本体がX1

比較

上記写真はいずれも同一患者さんに対し1200Nという細径カメラでとったものです・右側のほうが胃の微細な粘膜模様がわかります。

あなたに合ったカメラを選択(鎮静・高解像度や細径カメラ選択)

視鏡検査(胃カメラ)の苦痛は、嘔吐(嚥下)反射が主なものです。しかし、その苦痛は個人差が多く、画一的なものではありません。鎮静剤なしで胃カメラが平気な人もいれば、嘔吐反射が極端に強いひとも一定数いらっしゃり、患者さんにあわせた対応が必要と考えています。
また胃がんの発症率は、ピロリ菌の感染(既感染・現感染)の有無によって大きくかわります。一般的にクリニックでは苦痛軽減重視で細径カメラ、病院では画質重視で高解像度カメラが選択されていると思います。
双方にメリット、デメリットがあるため、当院では両方を所有し、「それぞれの患者さんにあったカメラ選択」が望ましいと考えています。 具体的には、患者さんの鎮静剤の使用希望を聴取したうえで、
胃がんのリスクが比較的に高い人には、拡大機能付き高解像度カメラ
リスクの低い人には、細径カメラ(経口・鼻)
③ 前回苦痛のあった人は細径カメラ
を原則としています。

2回目以降の患者さんは、前回のデータが残っており、事前の情報を確認(予習)していますのでご安心ください。(現在では問診表にカメラ選択にあたっての希望をお聞きしています)
一方下部内視鏡検査(大腸カメラ)の苦痛の主なものは、疼痛です。鎮痛剤や鎮静剤の使用により軽減はできますが、術者の技量によるところも大きいです。
一般的に、
① やせ型の屈曲が強いタイプは細く、柔らかいタイプ
② 肥え気味で結腸が伸展しやすいタイプは、太くしっかりしたタイプのカメラ
が適切と考えていますが、当院は複数のタイプの大腸カメラを所有していますのでその中で患者さんにあったカメラの選択を心がけています。

AI搭載上下部内視鏡検査(微小がんの発見)

内視鏡検査の領域に、AI補助診断が2023年から導入されました。当院では、その効用にいち早く注目し導入、さらに外部発信を行っています。( 本郷院長 講演動画https://www.fujifilm.com/jp/ja/healthcare/lib/ff-movies/es から閲覧できます)
下記をごらんください。胃の微小がんとは、5mm以下のがんをさします。ChatGPTによれば微小がんで発見されるのは胃がん全体の0.2-1%程度との回答でした。
当院では、2020年から20-40%。AIを導入してからさらに高率となっています。

治療/年度20202021202220232024
胃がん総数 4965777370
外科手術 817151212
内視鏡手術 3544555653
粘膜がん率 73%68%71%75%77%
微小がん率 11
(31%)
10
(23%)
24
(44%)
27
(50%)
19
(38%)
主な使用カメラ・
備考
260
290
1500
290Z
1200N
1500
EG600ZW
1500
1200N
AI導入
1500
1200N
AI2台目
AIが有用であった1例
早期胃がん発見
大腸微小陥凹病変の発見

当日上部内視鏡検査可能(件数制限なし)

当院では、開院以来予約なしに当日胃カメラを受け付けています。腹痛等自覚症状がある人には、できるだけ早く正確な診断をし、治療に結びつけることを心がけています。
下部内視鏡検査は通常前処置が必要ですが、下血などの緊急を要するケースでは、当日に下部内視鏡検査(止血治療等)を行います。

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